2回目のワークとコーチングの振り返り

キャリア

キャリアブレイク(休職)からの転職実現・転職成功に向けて、キャリアコーチングを依頼して、現在コーチと二人三脚で自己理解を進めています。

前回同様に、2回目のワークを実施し、コーチングを受けてきましたので、分かったこと、気づきなどを振り返りを兼ねて記事にしていきたいと思います。

前回の記事はコチラ

コーチングを受けることにした経緯などはコチラ

『モチベーショングラフ』のワーク

今回もコーチングを受ける前のワークとして、『モチベーショングラフ』を作成するようにコーチから宿題をいただいていました。

『モチベーショングラフ』とは

自分の過去や現在を振り返り、各年齢でのモチベーションの変化を視覚的に捉え、要因としてどのような出来事があったのかを確認するためのものです。

モチベーショングラフとは、自分の人生を振り返り、「いつ、どんなときにやりがいを感じたか」「充実していたか」あるいは、「どんなときにやる気をなくしたのか」「気持ちが落ち込んだか」というモチベーションの変化に焦点を当てて、過去の経験を整理していく手法です。
【引用元】
リクナビ(https://job.rikunabi.com/contents/howto/19365/

振り返ることで、「どういった条件・状態」であればモチベーション高く行動することができるのか、逆に低くなってしまうのかということを見つけることができます。

『モチベーショングラフ』を作成してみて

実際のグラフを見ていただいた方がイメージしやすいと思いますので、今回筆者が作成したモチベーショングラフを掲載します。

今回、筆者が作成した『モチベーショングラフ』は以下の手順で作成しました。

①各年齢での出来事を記憶の限りひたすら書く
 (この時点ではモチベーションに影響がないものを書いていました。)
②それぞれの出来事に点数を「-5〜5」の10段階で点数づけ
 (この時点でモチベーションに関係ないものを削除)
③②で付けた点数の合計値を出来事の数で割り、その年齢の点数を算出
 (ex.17歳の時に5個の出来事があり、それぞれの合計点が10の場合は、10/5=「2」となる。)
④③で導き出した数字から中央値を算出
 (ex.30年分の合計点が60だとすると、60/30=「2」を中央値と仮定)
⑤中央値をベースに、モチベーションの点数をつける(-100〜100まで)
 (ex.中央値を「2」とした場合、17歳時の評点も「2」のため、モチベーションの点数は「0」)
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この方法は筆者がやりやすいと思ったやり方なので、感覚的に点数を決めるなど、自分に合うやり方で全然良いと思います。

モチベーションの高かった時期、出来事

◯<12歳>     小学校6年生の頃
◯<17歳〜18歳> 高校2、3年生の頃
◯<19歳、21歳> 大学1、3年生の頃

色々と出来事を書いていく中で、「モチベーション高く活動できていたこと」が多かった時期です。

そして、全体の中でも評点が大きかったのは以下のような出来事でした。

<17歳>文化祭のクラスの出し物を中心で回す【4】
<18歳>文化祭でバンド、クラスの出し物、実行委員会と忙しい日々を送る【5】
   卒業ライブイベントの企画【4】
<22歳>最後の作品として、バンドのミニアルバムをリリースする【4】
<23歳>尊敬できる上司と出会い、個性について強く感じる【4】
<24歳>自分なりの仕事のやり方がわかり始める【4】
<32歳>後輩の結婚式二次会の幹事を務める【5】
(【】は-5〜5の評点)

上記から、筆者自身での自己理解としては、「モチベーション高く活動する」のは以下のような点があると思いました。

◯企画から実行まで、チームを巻き込み、中心となり立ち回ること
◯自分の学びや経験などを形に残したり、アウトプットすること
◯ありのままの自分を受け入れてくれる相手がいること
◯自分の考え、判断で自分の行動を決められること
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書いてみて、「そんなにバリバリやる気あったかな?」と思いましたが、逆の状況だったらすごくやる気が下がると思うので、間違っていないと感じました!

モチベーションの低かった時期、出来事

◯<6歳>       幼稚園の頃
◯<10〜11歳> 小学校4、5年生の頃
◯<15歳>   中学3年生の頃

こちらも同様に出来事を書いていく中で、「モチベーションが低くなったこと」が多かった時期です。

そして、全体の中でも評点が低かったのは以下のような出来事でした。

<10歳>給食の内容が気になり、容器を覗いた時、担任に怒られ、壁に頭を押しつけられる【-3】
<11歳>クラスでいじめ、ハブにされる【-5】
<22歳>就活をするも、やりたいことなどわからず、受かった会社に決める【-4】
<32歳>転職するも、上司のハラスメント、社風が合わず休職【-5】
(【】は-5〜5の評点)

上記から、筆者自身での自己理解としては、「モチベーションが低くなってしまう」のは以下のような点があると感じました。

◯自分の意思や考えを聞いてもらえず、行動を強制・制限される
◯チームや組織から疎外される
◯自分の選択を自分の意思で決めることができない(納得のいく選択でない)
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「自分の意思や考えを聞いてもらえないこと」については、こういう相手は今でも苦手としているので、これは間違いないと感じました。

コーチングの内容

コーチングの内容は、主に、『モチベーショングラフ』に基づいて、「モチベーションの高かった出来事と低かった出来事」「その出来事に対する自分の感情」の深掘りがメインでした。

また、今回もワークの深掘りは、コーチング前の段階から対応いただいていましたが、筆者自身が

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自分の価値観の形成に結びついていそう・・・!

と思っていたところを事前に伝え、その項目に対する深掘りもしていただきました。

コーチングを受けて

今回のコーチングも予定時間を過ぎてしまいましたが、その甲斐もあり自分の根本や原点にまた深く近づけた感覚があります。

今回のコーチングでは、以下の3点に対する気づきが大きかったと感じています。

◯大切にしている価値観が見えた
◯強みが見えた
◯エネルギー源がマイナス感情と気づいた

大切にしている価値観が見えた

コーチングの際は、ちょっと嫌になるくらい(?)「何がそう思わせたのか。」「なぜそう思ったのか。」という深掘りをしていただきました。

その中で、自分が大事にしている価値観に気づくことができました。

『納得』という価値観

コーチングで深掘りしていただく中で、コーチから筆者が『納得』というキーワードを多用していることを教えていただきました。

モチベーションが高い出来事では、自分が「納得している」行動が多く、
逆に低い時期では、自分が「納得していない」行動が多くありました。

そして、日常でも相手に対して『納得』して行動することや、選択することを望んでいることに気づいたので、価値観として、『納得』を非常に重視していることに気づきました。

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コーチング依頼することにした経緯についても別記事で書きましたが、正に「『納得』したから依頼した」と書いていました・・・。

また、「基本的に後悔してもやり直せないので、起こってしまったことは仕方ない」と考える信条なのですが、1つだけ過去に「自分の心と違う行動=『納得』していない選択をしたこと」を今でも後悔しているという原体験がありました。

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本当はこうしたかったけど、リスクや周りの声に従ってしまって、本心では『納得』していない選択をしたことを今でも後悔しています・・・。

「原体験+コーチから教えていただいた」ことから、『納得』という価値観を重視していることに気がつきました。

強みが見えた

『モチベーショングラフ』は、『価値観』を見つけることを目的としているので、直接は関係がないのですが、自身の過去の行動から、『強み』もコーチに見つけていただきました。

こちらは『ストレングスファインダーという、いわゆる「強み診断」に関することになりますが、以下のような気づきがありました。

◯ストレングスファインダーの上位資質には無い「原点思考」の資質を持っていそう(根拠や理由、過去のことなどを考える傾向にあるため。)
◯人に何かを伝える時に、相手に合わせて自分の経験を話す 「個別化」→「原点思考」→「成長促進」
◯過去の経験や記録などの情報を集めて、選択や判断をする 「原点思考」→「学習欲」
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「自分が意識していないけど自然とやっていること」だったりするので、コーチに言われるまでは『強み』とも思わなかったです!

今後のステップで強みや才能は取り扱う予定なのですが、現時点でも強みが発揮されていた時が自分にとっては充実している時だったんだと感じました。

エネルギー源がマイナス感情と気づいた

これが一番ショックでお恥ずかしながら・・・という内容なのですが、
筆者の行動に対するエネルギー源が、実は『不安』というマイナス感情だったということに気づいてしまったことです。

『安心できる居場所』を求めていること

筆者は『ストレングスファインダーでは、『親密性』という資質が一番強いという結果が出ています。

今回のワークやコーチングでは、『ストレングファインダー』の結果は意識していなかったのですが、
「仲の良い人たちと気兼ねない関係が落ち着く」「自分の居場所を作ることが大事」というような『親密性』の特徴を表す行動がいくつか見られました。

そして、居心地の良い、安心できる関係を築くために、その関係において「価値を出すための行動」をとってきていたのですが、これは「自分の居場所を作るために存在意義・存在価値を発揮してきた。」=「自分に存在価値が無くなることへの恐れ」ということを指摘されてハッとしました。

この原体験としては、11歳の頃にクラスでいじめにあった経験が当てはまり、この出来事の後は組織から疎外されないように価値を発揮することを目的に行動してきたように思います。

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存在意義が無くなることを恐れているということに納得しました。
疎外されないように、「自分の価値を発揮できるように行動してきたことが、たくさんあったな」とこの気づきから振り返ってみて感じました。

実は、筆者は過去に『モチベーショングラフ』を作成したことがありましたが、その際には「いじめ」のことは記載していませんでした。

今思い返してみると、当時はこのいじめ=自身の「痛み」の事実に自分自身で蓋をしてしまっていて、気づくことができなかったので書くことができなかったのですが、前回から今回にかけての深掘りで、このタイミングで気づくことができました。

そして、このマイナス感情について、コーチから、
本当はありのままでいたい」という感情の裏返しでは?
という言葉をいただき、

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本当はありのままでいたいんだ・・・!

と少し客観的に自分を見つけることができたように感じます。

「痛み」に向き合う作業で、辛い部分もありましたが、今回の気づきも、自分一人だと見つけられなかったように思うので、気づくことができてよかったと感じています。

最後に

今回は価値観やモチベーションについてのワークと、2回目のコーチングについて振り返りの記事を執筆してみました。

モチベーショングラフの作成とコーチングを通じて、自分がモチベーション高くいられる状態と、逆に低くなってしまう状態の共通点が見えてきたように思います。

また、今回は自分で蓋をしてしまっていた「いじめ」や「疎外への恐怖」という『痛み』に向き合う内容もありました。

この出来事や感情は32年間生きてきて、知らず知らずのうちに蓋をしてしまっていたことでしたが、今回のワークとコーチングで掘り起こしてもらえてよかったと思います。

このマイナスな出来事も今の自分を構成している確かな要素なので、振り返っても『納得』感があるように感じました!

今回もコーチからおすすめ書籍を紹介してもらったので、最後に紹介して終わりにします!

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「本当の自分」って唯一無二で絶対的なものと思っていましたが、「いくつもの自分が合わさって自分になっている。」「変化していくものである。」という内容でした。
ここ数年で読んだ本で一番面白かったです!

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目標や理想を実現するためのマインドや考え方についての書籍です!
今後読んでいきたいと思います!

何かの参考になれば幸いです!

それでは(「・ω・)「

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