転職活動のコーチング(準備編)

キャリア

キャリアブレイク(休職・離職)からの転職実現・転職成功に向けて、キャリアコーチングを依頼して、コーチと二人三脚で自己理解を進めてきました。

前回までで自己理解フェーズが終了となったため、本記事では転職成功に向けて行なったことやコーチングの内容を「準備編」として書き、転職活動の内容を「準備編」「企業選定編」「面接編」の計3回に分けて記事にしたいと思います。

本記事では、実際に筆者が作成して転職活動に利用していた書類も掲載しますので、気になる方は参考にしていただければと思います!

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編集ツールの関係で若干体裁が整っていない部分はご容赦ください・・・。

前回の記事はコチラ

コーチングを受けることにした経緯などはコチラ

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「企業選定」前に実施した「応募前準備」

転職活動を始めるための大枠となる方針については、前回までの自己理解フェーズで大まかに見えていたため、次は実際に働く先である企業を選ぶために行動を起こす段階となりました。

ただ、その働く先を選ぶ「企業選定」よりも前に、応募するための準備を整える必要があります。

具体的には、応募するために自分自身のことを応募先企業に理解してもらうため、「履歴書」「職務経歴書」の作成と、今回の筆者の転職(再就職)活動では、「Wantedly」を用いた転職活動を行う予定だったため、「Wantedly用のプロフィール作成」の3点の準備を進めていきました。

提出書類(履歴書・職務経歴書)の作成

筆者は、前職に在籍している頃から、

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長期的にこの会社で働くことは無理だ・・・。

と考えていたため、実はコーチングを受ける3ヶ月くらい前から転職エージェントに複数社登録していました。

そして、2社目から3社目(前職)に転職してから半年も経っていない状況であったため、2社目に転職した際に作成した「履歴書」「職務経歴書」を元にして、既にベースとなる書類は作成済みという状況でした。

そのため、応募書類は概ね問題ないだろうと思っていたのですが、コーチからのアドバイスを受け、かなり内容が改善したというのが正直な印象です。

この改善したポイントについても次項から紹介していきます。

履歴書

筆者は複数回の転職経験があるため、「履歴書」と「職務経歴書」は当然提出を求められる書類だという認識ですが、経験のない方はご存知ないと思います。

「履歴書」とは、ざっくりいうと「自身の学歴や経歴、資格などの客観的事実を表す書類」です。

「◯◯大学にいつ入学し、いつ卒業したのか」
「□□社にいつ入社し、いつ退職したのか」
「△△資格をいつ取得したのか」

などの事実について記載していくイメージです。

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「履歴書」と「職務経歴書」は、検索をするとフォーマットや書き方例もありますので、必要な方はご自身で検索してみてください!

「履歴書」については、前項で述べたとおり、元々のベースとなる「履歴書」を作成していたため、コーチにも内容を見ていただきましたが、特に修正や指摘はありませんでした。

履歴書」を書く目的としては、企業側に自分のことをアピールするという目的よりも、自分についての経歴や学歴などの事実を列挙していく書類です。

「履歴書」で求められることとしては、内容よりは誤字脱字のチェックや情報の正確さ、フォントの統一などの正確性が重視されるため、重要度としては、もう一方の「職務経歴書」が高い書類となります。

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振り返ってみると「備考欄」を活用できたら良かったかなと思います。
キャリアブレイク中の方は、その期間で「何をして、何を学んだか」ということをこのスペースでアピールに使うのも有効だと思います!

職務経歴書

「職務経歴書」とは、ざっくりいうと「自身の経歴、行なってきたことを示す書類」です。

「営業職として、新規営業に注力、結果として、◯◯円の売上を創出」
「事務職として、社内の業務改善に貢献、結果として、□□%の経費削減を実現」

など、実際に仕事の中で行なってきたことや実績、その結果などを書いていくイメージです。

前述しましたが、転職において、「履歴書」よりも「職務経歴書」が優先度の高い書類になります。

筆者の場合は過去に3社の経験があり、転職を2度経験、しかも今回は前回の転職から半年程度なので、最新の企業の経歴を追加するのみとなっていました。

こちらの書類もコーチングを受ける前から大手エージェントに提出していた「職務経歴書」をそのまま使用したのですが、「職務経歴書」が重要な書類であることはコーチも分かっていたためか、多数の修正がありました。

具体的なアドバイスの内容は後述しますが、正直に申し上げると、大手エージェントの担当者の5倍は「職務経歴書」という書類だけでやり取りがありました。

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転職エージェントのビジネスモデル的に、「とりあえず早く応募させて内定を取らせる」という意向があることは理解しますが、ちょっとエージェントを疑ってしまった経験でした。

筆者の場合は、担当者がハズレだったとも思いますが、キャリアブレイク中の方や、キャリアブレイク経験者は経歴的に避ける企業がいることも事実なので、エージェントとしても熱が入りづらいクライアントでもあると思います。

ただ、会社ごと、担当者ごとによって違うとも思いますので、自分自身で行うという意識と、自分の転職活動に合う担当者を見つける意識を持つことで、より納得のできる転職活動となることは間違いないと思います。

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転職エージェントの担当者は、転職希望者(自分)の希望で変更してもらえるので、あまり気にせずに打診してみると良いです!

「職務経歴書」のブラッシュアップ

コーチからのアドバイスを受け、最終的に元々の「職務経歴書」からかなり改善したように感じています。

元となるエピソードや経験は変わっていないものもありましたが、表現を変えることでより伝わりやすくまとまったと考えています。

筆者がコーチからのアドバイスを受けた中で、特に重要な項目だと感じていたことは、「数字で示すこと」と「『STAR』のフレームワークを用いること」の2点でした。

「数字で示すこと」

これは言葉で書いてしまうと当たり前なのですが、「転職」=「自分を採用するメリットがある」ということを応募先企業に認めてもらい、内定を獲得するということです。

応募先企業という自分のことをまだよく知らない相手に対して、分かりやすく「自分は御社の役に立てる!」ということを書類で伝えるには、数字で示すことが客観的事実として伝わりやすいためです。

筆者は営業職と事務職の経験があるのですが、営業職での経験を「数字で示す」となると「売上を◯◯円」というイメージがつきやすいのですが、事務職の経験だとこのような実績や成果を「数字で示す」ことが難しいと感じていました。

この点については、数字に関わるという観点では「売上を伸ばす」だけでなく、「経費を減らす」という観点で考えることで解決策を導き出しました。

例えば、「業務改善を行なった結果、昨年までは△△時間だった残業時間が、□□時間まで削減」ということも立派な実績になります。

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業務改善や残業を減らすことは、会社全体としての売上への貢献や、経費削減につながる立派な実績です!

『STAR』のフレームワーク

耳慣れない方もいらっしゃると思いますが、この『STAR』というフレームワークは面接で用いられる手法で、事実を伝えるうえで非常に分かりやすい構成となっています。

「職務経歴書」においては、以下に示す『STAR』の頭文字の4文字(4項目)に対する内容をそれぞれ書くことで相手に伝わりやすい「職務経歴書」を作成していくことができます。

【『STAR』のフレームワーク】
◯「S」・・・Situation(状況)→「どんな状況で」
◯「T」・・・Task(課題)→「どんな課題があり」
◯「A」・・・Action(行動)→「どんな行動を起こしたのか」
◯「R」・・・Result(結果)→「その結果はどうだったのか」

「数字で示すこと」と「『STAR』のフレームワーク」を用いた表現に修正したことで、筆者の「職務経歴書」はかなり改善したという印象です。

文字だけですとなかなか伝わりづらいので、次項から実際に修正前後の「職務経歴書」をサンプルとして紹介していきます。

筆者が作成した職務経歴書

「数字で示すこと」と「『STAR』のフレームワークを用いること」この2点を特に意識して職務経歴書のブラッシュアップを実施しました。

コーチに確認いただく前に作成したものと、その後ブラッシュアップしたものを比較として掲載します。

【修正前】
【修正後】

修正点を解説

実際に修正前後で意識した点を前項で掲載したサンプルの1社目で解説してみます。

【1社目】
メーカー、営業職、5年経験
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改善を実施したことで、過去の転職活動と比較した書類の通過率が「2倍以上」になりました!

「数字で示す」についての改善

全体を通して、「数字で示す」ことが不足していたため、この点についての修正を行いました。

次項と重なる点もありますが、1社目は営業職であったため、「どんな目標数字があったのか」「実績として何社獲得したか」「いくらの売上を出したのか」ということについて盛り込むことで、客観的に伝わりやすい書類に仕上がったと感じています。

「『STAR』のフレームワーク」についての改善

自分のアピールするエピソードについて、より伝わりやすくするために、「『STAR』のフレームワーク」を用いて書き直していきました。

同じエピソードについて書いているのですが、修正前後で伝わりやすさが変わっているのは、このフレームワークを用いた結果だと考えています。

【『STAR』のフレームワーク】
◯「S」・・・Situation(状況)→「営業担当として◯◯円の予算を持つ」
◯「T」・・・Task(課題)→「既存顧客が多かったが、その数字だけでは足りない」
◯「A」・・・Action(行動)→「新規・休眠の獲得に向けた行動を起こす」
◯「R」・・・Result(結果)→「△△社の新規・休眠獲得+□□円の売り上げを創出」
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実際の「職務経歴書」のように、具体的な内容を盛り込むことで、より相手にイメージしやすくなったように思っています。

プラスアルファの『STAR』+「S」

前項で『STAR』のフレームワークを用いて改善をしましたが、転職界隈で著名な『motoさん』という方が提唱されているフレームワークでは、この『STAR』の最後に「S」を加えるという手法があります。

コーチからも、この最後の「S」を加えるようにアドバイスをいただいたため、実際に追加して作成していきました。

【『STAR』+「S」】
「S」・・・Self-Appraisal→「振り返ってみてどうか」

最後の「S」ですが、その経験を通じて自分が得た経験や能力について書きました。

この最後の「S」が重要で、1つの同じ経験でも、色々な経験やスキル、能力を得たということができるためです。

つまり、この「S」を応募企業によって変えることで、企業の応募ポジションや、会社の社風などに合わせて微調整することができます。

そのため、直接的な経験を有していなくても、「自分は御社(応募ポジション)に合った経験や能力をがあります。」と伝わりやすく示すことができます。

例えば、筆者の例では、経験を通じて「自走力」としていますが、「課題解決力」「情報分析力」などもアピールできるので、応募先に合わせて微修正して提出していました。

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『STAR』+「S」のフレームワークは、提唱されている『motoさん』自身の有料noteが大変参考になります!

Wantedly用のプロフィール作成

提出に必須となる「履歴書」「職務経歴書」の作成と併せて、今回の転職活動ではコーチからの勧めで『Wantedly』というサービスをメインで使うこととなりました。

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勧められた理由は次回の記事で書く予定です!

Wantedlyはいわゆる「ビジネス系のSNS」のサービスで、自分の実績や所属などを公開することで、ビジネス上でのつながりや転職活動が行える内容のサービスとなっています。

こちらでも最初は自分のことを伝えるためのプロフィール作成を実施しました。

プロフィール作成

プロフィールに入力できる内容として、「職歴」「学歴」「プロジェクト経験」から「資格」「受賞」「スキル」など幅広く登録ができるものとなっていました。

筆者は今回、転職を目的とした利用だったため、入力項目としては、「職歴」「学歴」「今後やってみたいこと」「トップ画面」の4項目を埋めて活動していきました。

過去の経歴、学歴、今後やってみたいこと

実際に経験してきた時系列に合わせて、「学歴」「職歴」「今後やってみたいこと」の順番で書いていった内容を記載していきます。

学歴

学歴については、最終学歴の大学の学歴のみを記載していきました。
実際に記載した内容としては、以下の3項目について各項目をだいたい100字程度で記入しました。

【学歴の欄に記載した内容】
◯ゼミで学んだこと
◯卒論で書いたこと
◯趣味でやっていたこと

転職希望者の年齢にもよると思いますが、このあたりの情報は仕事には直接関連しないケースが多く、転職ではあまり重視されない項目なので、優先度としては低く、他の項目に注力する方が良いと思います。

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第二新卒や1社の経験しかない若い方は面接などでは聞かれる可能性はありますが、応募前には準備は不要と思います。

職歴

筆者は過去に3社の経験があり、それぞれ「メーカー」「建設業」「IT」での経験があります。

その各社で取り組んできた内容を各社3項目ずつ記載しました。

1社目の「メーカー」が5年、2社目の「建設業」は4年とそれなりに在籍していた期間があったため、この2社は比較的スムーズに書くことができました。

【職歴の欄に記載した内容】1社目、2社目
◯担当業務
◯仕事上で意識していたこと
◯仕事上の結果や実績

ただ、3社目の「IT」は半年足らずの期間の在籍だったので、

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ぶっちゃけ実績も何もない!

という状況で難航しました。

そんな中でコーチとのセッションを振り返ったり、自分の中でジャーナリングをしていたり、マインドマップを用いたりしつつ、なんとか絞り出して記入を進めていきました。

【職歴の欄に記載した内容】3社目
◯自身の業務のおけるミッションや担当
◯実施したこと
◯自己学習で資格取得したこと
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正直、「わざわざ書く内容か・・・?」という思いもありましたが、それを決めるのは自分ではなく、あくまで「相手企業」です。
自身にできるのは、ネガティブに捉えられないように書く意識ですね!

今後やってみたいこと

「今後やってみたいこと」として、コーチからのアドバイスを受け、自身の「ありたい姿」と「将来的にチャレンジしたいこと」の2つの項目を設定し、記載していきました。

ありたい姿

この項目については、キーとなるフレーズ1つに対して、補足的に2つの項目を記載する形で作成しました。各項目とも、100字程度です。

【ありたい姿の項目】
◯自他ともに可能性を信じて高め合う存在でありたい
 └安心して相談される存在でいたい
 └相手の可能性や主体性を持てる支援がしたい

将来的にチャレンジしたいこと

この項目については、自己理解フェーズでコーチと見つけた内容と、今回選考を希望する転職先企業との接点となる内容を記載しました。

【将来的にチャレンジしたいこと】
『可能性を広げて、自らの意思で人生を切り開く人を増やす』→自身のビジョンや目標
自己理解やコーチング、転職支援などの領域に興味関心あり→上記に近づく業界や業種

トップ画面

最後に、前項までの内容を踏まえ、トップ画面の作成しました。

「将来的にチャレンジしたいこと」のビジョンをより端的にまとめるイメージで、過去から現在に至る経緯+未来の展望を200字程度で作成しました。

【トップ画面】
・異なる業界・業種を経験しても、やりたいことが見えない→キャリアブレイク
・キャリアブレイクで自己理解を深め、ビジョンを見つける
・ビジョンを広めていきたい
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自身のページを見る時に、一番最初に表示されるメッセージのため、わかりやすさ重視で端的に書くのもポイントかと思います!

以上の「履歴書」「職務経歴」「Wantedlyのプロフィール作成」が企業選定前に準備として行なった内容になります。

最後に

今回は、転職活動のコーチング(準備編)としての記事を書いてみました。

こうやって振り返ってみると、書籍やネット、コーチから色々な情報を得ましたが、「いざ実行!」となると最初は難しかったと感じていました。

ですが、今となっては自分でも「できる状態」に近づいたと思っており、本記事を読まれた読者さんに少しでもお役立ていただければ幸いです。

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本記事を読まれて、疑問やご相談などあれば筆者のSNSか本ブログのお問い合わせからご連絡ください!可能な限りご相談に乗らせていただきます!

次回は「企業選定編」を書きたいと思います。

今回も例に漏れず、参考書籍を最後に紹介して終わります。


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転職ってそこまでやっていいの!?という書類作成や、エージェントに関する観点もあり、転職初心者から経験者の方でも学びを得られる書籍だと思います!

それでは(「・ω・)「

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