記念すべき初記事は、樺沢紫苑先生の『19歳までに手に入れる7つの武器』についての感想文を書いていきます。
樺沢先生の書籍はいくつか読んできておりましたが、今回は32歳の私が『19歳までに』というタイトルの本書籍を読みましたが、結論『30歳超えてても読むべき!』と思いました。
全体像は『整え、つながり、行動する』
書籍の中では、これをRPGに例えて、『装備を整え、仲間を集め、冒険に出る!』と説明されています。
・Step1 装備を整え=整える
・Step2 仲間を集め=つながる
・Step3 冒険に出る=行動する
本記事では、『Step1 装備を整え=整える』の中でも一番のベースとなる、『整える力』の3つのポイントについて感想を書いていきます。
『基本の基』 睡眠、運動、食事
大体の人に、「睡眠、運動、食事って大事だよね。」と言ったら「そりゃそうだ。」と返ってきそうなものですが、なぜ大事なのかって実はわかっていないような気がします。
イメージとしては、
・睡眠は身体を休める
・運動は健康に良い
・食事は身体を形成する、活動するのに必要
このくらいのイメージ感な気がします。
どっちかというと『身体のため』が主なイメージになると思いますが、実は身体だけでなく、脳にも良いということ。
超一流の野球選手 大谷選手も重要視する『睡眠』
睡眠不足によって引き起こされる事象として、『記憶に定着しない』『ミスが多くなる』『意欲が低下する』など、実は身体だけでなく脳にも影響が出る。
確かにお酒を飲みすぎた翌日、夜更かしをした翌日は『頭がぼーっとする』ことが多く、『仕事上でも普段はしないようなミスを連発』してしまう、『集中力が低下する』ことは体感としてよくあると思います。
これは裏を返せば、睡眠をきちんととることで、身体の調子が良くなることはもちろん、『記憶力が良くなる』『ミスが減る=集中力が上がる』『やる気が出る』ということにつながるため、ゲームやインターネットで夜更かしをしがちな私ですが、睡眠はバカにできないと感じました。
著者の樺沢先生も、『最も重要なことを1つだけ教えて』というと、『睡眠』と回答するほど重要なことと考えられており、書籍の中でも一流の野球選手である大谷翔平選手も睡眠に対して重視していることも触れられており、プロの現場で活躍される方にとっても睡眠が重要であるということが気付きでした。
<気付き>一流の人は、睡眠の重要性を認識している
<To do>規則正しい睡眠習慣、最低7時間睡眠時間を確保する
実は頭にも良かった『運動』
運動こそまさに『身体のためにするもの』というイメージが強いような気がしますが、アメリカの研究で、通常の授業が始まる前に、体育の授業=運動を実施した結果、普通の公立校が世界的な学力テストで1位を出したという研究結果があるとのこと。
ハーバード大学が調査した結果、『運動後の約3時間は、記憶力が20%ほどアップする』ことが判明したとのことで、「運動する=記憶力がアップする」とのことで、まさか身体のためと思っていた運動が頭にも良かったという衝撃の研究結果・・・。
このイメージを説明するのに「これは分かりやすい!」と思ったイメージが、「攻撃力プラスになる魔法をかけているのに、攻撃しないのと同じ」という表現があり、すごいイメージがしやすいと感じました。
ゲームをやっていると、「攻撃力が上がっているうちにできるだけ攻撃しよう」と考えるのって当たり前だと思うのですが、同様に「運動後、記憶力がアップしているうちにできるだけ勉強しよう」ということも当たり前ですよね。
思い返してみると、高校受験の時に偏差値の高い高校に受かっていた人は、朝ランニングをしてから学校に行く、勉強をするということをやっている人が多かったなーと思い返しました。
そして、自分自身もそうですが、学生時代はスポーツをやっていた人も社会人になった途端、意識しないと全く運動をしない毎日になってしまいますよね。
私くらいの年齢になると、趣味だったバスケをやることすらしんどいですし、結婚したり、子供ができたり、仕事が忙しくなったりと運動するための時間を確保することすら難しいですよね。
書籍では、目安として、
・週に2回以上、1回30分以上の運動
・1週間で合計2時間以上
ということですが、「その時間の確保が難しいんだよ!」という場合は、まずは週に1回、「最寄り駅の1駅前から降りて家まで歩く」ということから始めるのが良いと思いました。
何を始めるにせよ、いきなりハードルを高くしてしまうと始めることすらしんどいと思うので、スモールスタートから始めていきたいと思います!
<気付き>実は頭に良い運動
運動後の3時間は記憶力アップのボーナスタイム=勉強に最適
<To do>運動後は本を読んだり、勉強する時間に充てる
朝食抜きは頭が悪くなり、不幸にもなる!?
学生時代は毎日朝食を食べていた方も社会人になってから、朝はギリギリまで寝ていたいという気持ちから朝食なんて全く食べないという方も多いのではないでしょうか。
かくいう私も実は23歳から32歳になるまでの9年間はほぼ朝食は食べていなかったです・・・。
最近は転職をしたこともあり、始業時間が遅くなったので、朝食を食べてから出社するようにしているのですが、体感として、午前中の調子が良くなったように感じております。
書籍によると、朝食を抜くと以下のような影響があるとのこと。
・脳内の幸福物質を合成するのに必要な原料が取り込めない
・集中力も記憶力も低下する
実際の全国テストの結果としても、毎日朝食を食べない学生は、毎日朝食を食べる学生よりも成績が低いという調査結果があるとのことで、1教科10%も点数が低いとのこと・・・。
朝食を食べるだけで、食べないより人より10%点数を高く出せるのであれば、実践するべきだなと感じました。
冒頭に触れた『睡眠習慣』を改善することで、朝はスッキリ目を覚まして、朝ごはんを食べてから会社に行くというの良い流れにできそうですね。
<気付き>朝食を抜くと頭が悪くなり、不幸にもなる
<To do>朝はバナナ1本でも食べてから出かける、そのためにも規則正しい生活をする
まとめ
睡眠、運動、食事はどれも『身体に良いだけでなく、実は頭にも良い』ということと、『すべての基本になること』だということ。
最後に
何十冊も本を読んできた私ですが、今回初めて読書感想文を書いてみました。理由としては、書籍の中で、『読書とは、「読」んで感想を「書」くこと』と書かれており、この言葉にハッとさせられたからです。
樺沢先生の他の書籍にも、『本を読んだらアウトプットしよう、それが記憶の定着に繋がる使える知識になる』という旨のことがよく書かれているのですが、今まで実践することができていなかったため、これを機に挑戦してみようと思った次第です。
今後も他の書籍の読書感想文も書いていきたいですし、ご紹介できなかった本書籍の他の項目についてもまた感想を書ければと思っております。
では(「・ω・)「
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